【OTC医薬品の比較と使い分け】読書日記(第0章 妊娠・授乳中の薬について)

OTC医薬品の比較と使い分け

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第0章 妊娠・授乳中の薬について

第一章の前に「妊娠・授乳中の薬について」という項目がありました。


そこには、妊娠中の安全性評価基準が1つと、授乳中の安全性評価基準は3つ紹介されていた。


【妊娠中の安全性評価基準】

  • オーストラリア基準
    • オーストラリア医薬品評価委員会・先天性異常部会による分類
    • 処方薬のインタビューフォームにも掲載されている基準



【授乳中の安全性評価基準】








筆者は紹介されている安全性評価基準と市販薬の添付文書には乖離のあるものが存在すると訴えており、具体的な1例を挙げている。


添付文書上は「特に制限の記載がない」商品も、専門書や専門機関での安全性評価が「授乳中は悪影響を与える可能性あり」とされている成分もあるため、注意が必要だとのこと。

感想


  • 添付文書と専門書や専門機関の安全性評価に乖離があるとは目から鱗だった

  • しかし、商品の注意書きに「使用しないでください」と記載があるものを「実は他の商品より安全だから大丈夫」とは奨められないとも感じた


行動計画


  • 紹介されていた専門書・専門機関による安全性評価が全て用意してあるか確認し、無いものを導入する

  • 問合せの多い薬だけでも事前確認しておく
    • 便秘薬
    • 風邪薬
    • 花粉症薬 など






また、病院が開いていない時、薬局の薬剤師や登録販売者を頼って来店された妊婦・授乳婦さんに対して、

ただ単に「使える薬が無いから病院へ行ってください」と言うのではなく、結果として受診勧奨することになったとしても、有益性・リスク・他の選択肢などを総合的に考えた接客が重要だとしている。

感想


  • ファンができる人って知識はもちろん、こういった接客スキルも合わせ持っているんだろうなぁ


行動計画


  • 接客時に「聴き取り」を重視することで相手に「共感」する
    • ちゃんと「共感」するためには「聴き取り」することが不可欠だと思う
    • 「自分がこの人だったらこの薬を買う」という気持ちで接客する

  • 「聴き取り」で思いついた項目
    • いつから症状が出たか
    • 症状の経過(悪化しているか、軽減しているか)
    • 何か行動したか(薬・処置・病院受診など)⇒結果
    • 併用薬
    • 持病
    • 副作用歴


  • 新人教育時も「聴き取り」の重要性を伝える




第0章の時点で自分の頭では思いつかなかった情報がありました。

早くも読書の大切さを痛感😅


レビュー

OTC医薬品の比較と使い分け

2019年12月発行

Q&A数:117

OTC数:400以上

商品写真:なし

9

総合評価

9

OTC量と質

8

Q&A内容

10

読みやすさ

コメント

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