内容一覧
前置き
第0章 妊娠・授乳中の薬について
第1章 解熱鎮痛薬
第2章 アレルギー性鼻炎の薬(抗ヒスタミン薬)
第3章 鎮咳・去痰薬
第4章 総合感冒薬
第5章 点鼻薬(アレルギー性鼻炎)
第6章 胃薬
第7章 便秘薬
第8章 下痢止め薬
第9章 水虫薬(外用)
第10章 鎮痛消炎薬(外用)
第11章 痒み止め(外用)
第12章 保湿剤
第13章 口内炎の薬
第14章 点眼薬
第15章 発毛薬
第16章 乗り物酔い薬
第17章 睡眠改善薬
第18章 禁煙補助薬
第19章 にきびの薬
第20章 うがい薬
第21章 その他
(虫除け、消毒液、痔の薬、漢方薬)
(ビタミン類、脂質異常症の薬)
痒み止め(外用)
薬を使う目的
痒みの不快感を抑え、無意識に引っ掻いて皮膚を傷つけることを防ぐ目的で使う。
- ステロイドの塗り薬もこの章で紹介されている。ステロイドは「痒み止め」じゃない気がするが、そのために1章作る程でもないのは分かる。
受診勧奨(病院受診をおすすめ)
痒み止め(外用)を買いに来た方への受診勧奨例が8個紹介されている。
- 特に「帯状疱疹」が意外とヤバイので注意が必要だと思う
- 治療が早ければ何にも問題ない
- 治療が遅れると後遺症が残る
- 発症する人が多い
- 帯状疱疹って何がヤバイ?
- ただの皮膚炎だと思って治療が遅れやすい
- 神経痛(ピリピリ感)等の後遺症が残る可能性
- 後遺症は中々治らない
主な痒み止め 外用(OTC商品)まとめ
19種類の痒み止め(外用)の特徴が一目で分かる一覧表が載っている。(オイラックスA、ウナコーワα、アセムヒEX、液ムヒα、ベトネベート、フルコート…等々)
- 日本とアメリカでステロイドランクが違うことを知った。
- 日本のステロイドランク
- 5段階分類
- 基剤が違っても強さは一緒
- アメリカのステロイドランク
- 7段階分類
- 基剤が違うと強さが違う薬もある
主な有効成分の特徴(痒み止め 外用)
主な有効成分の解説では「長所、短所、妊娠・授乳中の安全性評価」が記載されている。
- 成分は馴染みのあるものばかりだが、意外と知らないことが多かった。
- 日本とアメリカそれぞれのステロイドランクにびっくり
- 医療用とOTCでステロイド濃度が違う
Q&A
10件のQ&Aが書かれている。
Q&A
Q1:「ステロイド」外用薬を塗布すると、皮膚が黒くなってしまう?
Q2:「ステロイド」外用薬は、どれを選んでも同じ?
Q3:「ステロイド」外用薬は、1日に何回塗ってもよい?
Q4:いろいろな成分が配合されている塗り薬の方が、よく効く?
Q5:蕁麻疹に、「ステロイド」外用薬は効く?
Q6:アトピー性皮膚炎は、OTCでも治療できる?
Q7:妊娠・授乳中は、「ステロイド」外用薬を使わない方がよい?
Q8:軽い虫刺されであれば、「ステロイド」は使わない方がよい?
Q9:OTCの「ステロイド」は濃度が低いので、医療用よりも弱い?
Q10:皮膚の症状で緊急性の高いものはない?
- ステロイドを使うと「シミ」になるっていう勘違いは有名ですね
- こんな感じで医療従事者は聞いたことがあるような内容が多め
- こんな感じで医療従事者は聞いたことがあるような内容が多め
- 勉強になった内容
- ステロイドは濃度と強さが相関しない(濃度が薄くても一概に弱くなるわけじゃない)
- ステロイドとプロペト混ぜたら弱くなるっと思ってたら違うの!?😅
まとめ
「特徴のあるOTC」と「処方薬の紹介」が記載されている。
- OTC薬のまとめは作者のおすすめ商品紹介
- 個人的におすすめなのは「ベトネベートN軟膏AS」😃
第11章 全体の感想
- 自分が痒み止め(外用)を買うなら
- ベトネベートN軟膏AS!
- 毎年夏前に10g×2本は買うヘビーユーザー
- 勉強になったこと
- 日本とアメリカの違い
- ステロイドの強さは濃度と相関しない
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